このたび、七月一日付にて高田別院輪番を拝命いたしました。皆様には平素より宗門並びに別院の運営にお力添えを賜わりまして厚く御礼申し上げます。もとより浅学非才の身であり、四年ぶりの別院勤務ということで身の引き締まる思いでおりますが、前任者同様に宜しくご指導のほどお願い申し上げます。
七年の歳月をかけて様々な事業を展開し、昨年の四月に高田教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要が円成され、中でも寺町に在って高田別院を象徴する大門の御修復が記念事業として行われたことは先人からの法義相続の思いが伝わる大事業と思います。また過日別院の順番さんという方々による清掃奉仕(除草)が行われていまして、朝早くからかけつけ作業を始めておられました。夏本番の日差しの中でも、こうして地域の方々により奉仕作業が引き継がれているのだとお聞きし、宗祖の御縁のある土地柄から、脈々と法義相続・本廟護持念が培われ、また伝わっていることを改めて実感させていただきました。別院としてこれからも地域のつながりを大切にしながら法義相続・本廟護持の思いを継承していくことに心がけていきたいと思います。
宗門では、二〇二三年にお迎えする宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要の厳修に向けて、内局巡回を通じ、議会でご承認をいただいた慶讃事業と予算で四年間進められていきます。ついては本年度より慶讃懇志金の御依頼は始まるわけですが、高田教区においても今年度内に教区お待ち受け事業を
推進していく機関の設置をはじめ教区の予算などを立案していかなければなりませんので、その点についてもご承知おきいただきますようお願い申し上げます。
また高田教区御遠忌をお勤めするまで休止していた、教区改編についての協議を再開し、すでに二回の説明会を開催いたしました。高田と三条の改編は、第二期改編教区という位置づけで、二〇二二年の三月までに教区会・教区門徒会における合意事項の議決並びに二〇二三年七月の新教区発足を目指して鋭意協議を重ねていかなければなりません。別院のことについても、皆様のご意見をいただきながら進めていければと思いますので、ご協力を切にお願い申し上げます。
宗祖ゆかりの地ということを胸に微力を尽くしてまいりますので、皆様方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
七年の歳月をかけて様々な事業を展開し、昨年の四月に高田教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要が円成され、中でも寺町に在って高田別院を象徴する大門の御修復が記念事業として行われたことは先人からの法義相続の思いが伝わる大事業と思います。また過日別院の順番さんという方々による清掃奉仕(除草)が行われていまして、朝早くからかけつけ作業を始めておられました。夏本番の日差しの中でも、こうして地域の方々により奉仕作業が引き継がれているのだとお聞きし、宗祖の御縁のある土地柄から、脈々と法義相続・本廟護持念が培われ、また伝わっていることを改めて実感させていただきました。別院としてこれからも地域のつながりを大切にしながら法義相続・本廟護持の思いを継承していくことに心がけていきたいと思います。
宗門では、二〇二三年にお迎えする宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要の厳修に向けて、内局巡回を通じ、議会でご承認をいただいた慶讃事業と予算で四年間進められていきます。ついては本年度より慶讃懇志金の御依頼は始まるわけですが、高田教区においても今年度内に教区お待ち受け事業を
推進していく機関の設置をはじめ教区の予算などを立案していかなければなりませんので、その点についてもご承知おきいただきますようお願い申し上げます。
また高田教区御遠忌をお勤めするまで休止していた、教区改編についての協議を再開し、すでに二回の説明会を開催いたしました。高田と三条の改編は、第二期改編教区という位置づけで、二〇二二年の三月までに教区会・教区門徒会における合意事項の議決並びに二〇二三年七月の新教区発足を目指して鋭意協議を重ねていかなければなりません。別院のことについても、皆様のご意見をいただきながら進めていければと思いますので、ご協力を切にお願い申し上げます。
宗祖ゆかりの地ということを胸に微力を尽くしてまいりますので、皆様方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
転 任 挨 拶
前輪番・前教務所長 荷葉 一浩
7月1日付で解放運動推進本部事務部長兼ねて企画調整局出仕を命ぜられました。
これまで丸三年という期間ではありましたが、ここ高田教区の教務所長兼ねて高田別院・新井別院の輪番を勤めさせていただき、教区・別院内の皆様には大変お世話になり感謝申し上げます。
一つには昨年4月高田教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要が厳修されました。
これまでの準備に引き続き、教区内の僧侶、坊守、ご門徒はもちろんのこと、様々な方々との会議、準備に向けた打ち合わせを重ねてきたことでございます。教務所、別院の職員合わせて緊張の中にも無事お勤めでき安堵したことが懐かしく思い出されます。
二つには高田教区は宗祖親鸞聖人の御流罪の地であることは勿論のこと、両堂再建の悲劇の地、尾神嶽へも何回か足を運ばせていただきました。当時の事故を忘れることなく現在でも掃除や研修会、雪中参拝が連綿と行われていることに感動したことでございます。
宗務役員でございますので、何年かで人事異動があることは分かっていることではございますが、高田教区で過ごさせていただきました三年間は、教区・別院の多くの関係者の皆様に助けていただきました。
7月1日から過ごしている解放運動推進本部は部落差別をはじめとする様々な課題に取り組む部署でございます。今後とも様々な形で関わりが出てくるかと存じます。
これまでの感謝とともに今後とも教区・別院の発展を念じまして退任の挨拶とさせていただきます。
仏花を通して
第13組(黒井) 本敬寺 山﨑 義成
高田別院の報恩講・春の法要で教区の僧侶の方々、坊守さんと共に、立花をさせていただいております。
「禅の掃除、浄土の盛物、真宗のお花」という言葉が昔からあるそうですが、真宗のお荘厳(しょうごん)の中で仏花は大きな位置をしめています。また、生花を用いるわけですが、そこには時間の経過(いのち)を表現する大切な教えがあるということを聞いています。
「お荘厳とは」「法要にふさわしい仏花とは」ということを考えながら準備をしていく中で、中々思い通りにいかない難しさがあります。例えば、お荘厳した時に、役枝(やくえだ)や胴の強さが足らず、仏花が参詣席に届かなかったり、花材の水揚げがうまくいかず、法要直前に挿し変えたりと様々です。そのような中、「どうすれば、より良い仏花となるか」とアイデアを出し合い、仲間と思いを共有しながら一緒に作り上げていくことの楽しさを感じています。
昨年、厳修されました教区御遠忌法要では、一人ひとりが精一杯の一瓶を立てることができるよう、連日立花に励みました。五十年に一度の大切な法要のお役をいただき、有り難く思っています。
報恩講・春の法要の三日ほど前から仏花の準備をしています。興味がある方、一緒に立ててみませんか?是非見学にもいらして下さい。
高田別院俳壇
◎定例法話のお知らせ
●高田別院親鸞教室
『歎異抄』に学ぶ
日時 毎月12日(3月から12月)午後1時30分
会場 高田別院本堂
講師 林康 一朗氏 (第8組圓性寺)
テキスト 『歎異抄』東本願寺出版
日時 毎月27日(3月から12月)午後1時30分より
会場 高田別院本堂
講師
2019年
9月 小島英子氏
10月 選定中
11月 森 恵成氏
12月 保倉謙雄氏
2020年
3月 選定中
2019年
10月7日(月)別院奉仕研修
●親鸞聖人ご命日の集い
日時 毎月27日(3月から12月)午後1時30分より
会場 高田別院本堂
講師
2019年
9月 小島英子氏
10月 選定中
11月 森 恵成氏
12月 保倉謙雄氏
2020年
3月 選定中
●高田別院行事ご案内
2019年
10月7日(月)別院奉仕研修
講師 井上一英(第13組福淨寺)
10月10日(木)~13日(日)報恩講
法話 10日・12日 長尾正示氏(第8組大嚴寺)
11日 宮本亮二氏(第13組榮恩寺)
公開講演会 13日 見義悦子氏(富山教区正覺寺)
11月11日(月)・12日(火)有縁講(高田別院引率)
11月27日(水)~29日(金)真宗本廟(東本願寺)御正忌報恩講団体参拝
12月31日(火) 歳末昏時・除夜の鐘・おしるこ無料接待
2020年
1月1日(水)~3日(金) 修正会